競馬予想サイト 「競馬学」
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「競馬学」 の概要
勝敗を最も左右するファクターは、レースごとに異なる
開催末の新潟や福島で、バイアス(内と外の馬場差)を無視して馬券を買うことは無謀である。また、開幕週の京都や中京でスピード指数や持ちタイムを参考にしないことは、競馬専門誌を参考にしないことと同じようなものだ。もちろん、雨が降って道悪になれば、道悪得意の血統が穴をあける。
このように競馬では、馬の能力、騎手の作戦、関係者の思惑(厩舎・馬主)はもちろん、それ以外にも様々なファクターが絡み合ってレースの勝敗が決まる。
血統だけで買い続けても、指数だけで買い続けても、内部関係者から漏れ伝わる厩舎の「ホンネ」だけで買い続けても、馬券で勝ち続けることは出来ない。ある馬が勝つ最も重要なファクターは、レースごとに異なるのだ。あなたが勝負するレースで、考慮すべきファクターは、もちろん一つではない。血統、枠順、バイアス、スピード指数、調教、騎手、馬の能力etc・・・競馬学ではこれら100以上のファクターを、過去10年のレース結果に対してフィルターをかけ、レースごとに最も重視すべきファクターを10数点ピックアップ。ピックアップしたファクターに対してポイント集計をし、その中から、勝馬を導き出している。
最も重視すべきファクターは実力オッズである
例えば、10頭立てのレースで考えよう。もし10頭の実力がまったく同じならば、その馬の勝つ確率は、勝馬数1÷10頭×100%=10%で、適正な払戻は10倍となる。ここで20%勝つ実力のある馬にも、10倍のオッズを与えられているのならば、この馬の馬券は、払戻を受ける確立が他の馬より2倍あることになる。
このようにほとんどのレースのオッズは、馬の実力そのものを正確に反映してはいないことが普通である。当社では、あるレースにおいて、馬本来の実力を反映した当社独自にはじき出すオッズを「実力オッズ」と呼び、実際の「配当オッズ」と比較して、開きが大きいほど、利益の大きいレースとして「勝負レース」に指定している。馬券で勝つということにおいて、最も重要なのは、オッズ(配当)であり、おいしい配当が見込めるレースにこそ、貴重な資金を注ぎ込むべきだというのが、当社の考え方である。
勝つためには「何に賭けるか」と同時に「どう賭けるか」を研究する
おいしい配当のレースを見つけるには、まず先に述べたように、どの馬の配当が美味しいのかをはじき出すと同時に、どの馬券の組み合わせが、一番投資対効果があるかを考えなければいけない。
荒れる確率が高いレースでは、三連単の爆発力に期待すべきだし、堅そうなレースでは、三連単の払戻1万円を50点買いで100円的中(掛け金5000円、払戻1万円、回収率200%)させるより、払戻馬連800円を1点買いで5000円させたほうがよいのだ(掛け金5000円、払戻4万円、回収率800%)。
つまり、勝馬を探すこと以上に、買い方を考えることが大切になる。特にほとんどのギャンブラーは、締切時間ギリギリまで勝馬を探すことに追われ、馬券の種類の検討や掛け金の比率の検討はおろそかになることが多い。
競馬学では、独自の情報・理論から勝馬候補をピックアップし、コンピュータによりそれらの馬に「美味しいオッズ」が与えられているかを検討、なおかつ最も美味しい配当の組み合わせを独自算出して予想をしている。いわば貪欲までに利益を上げることにこだわった情報競馬の真髄なのである。